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出張祭典について

家を建てることは人生で一大事業であります。
一日も早く立派に完成されますこと心待ちと拝察申し上げます。これからもいかなる災いも無く永遠にに立栄えることを願いまして、地鎮祭より入居に至るまでの祭典についてご案内いたします。

地鎮祭「じちんさい」・「じまつり」

住居を新築される際は地鎮祭を行いましょう

地鎮祭とはこれから家を建て住居とする土地に、その土地を昔から守っておられる神様へ、工事が安全に進み家が無事に建ちますこと、またその土地がゆるぎなくこの先も永久に平穏に過ごせるようお鎮まり願い行う大切な神事です。

施主様がご用意される物

神饌(お供え物)

  • 白米(約2合以上)
  • 酒(一升瓶一本)
  • 魚(鯛・鱒など頭付きの魚一匹)
  • 海草(昆布・海苔・わかめなど一点以上)
  • 野菜(トマト・大根・青菜など二点以上)
  • 果物(林檎・蜜柑など二点以上)
  • 菓子(どらやき・和菓子など六個位)
  • 塩(小皿に一盛)
  • 水(コップ一杯)

その他準備品

  • 玉串(参列者と神主分の三十㎝程度の榊の枝)
  • 机(神饌が置ける台)
  • お皿(五枚)

※ご用意できない場合はご相談ください。

  • 神饌八千円 玉串二千円(但し二十本まで)

祭場準備

一般的には施工業者が準備します。業者の方にご相談ください 。
※祭場準備・または準備品が用意できない場合は神社で準備も可能です。(別途準備料)

  • 榊又は竹(5本)縄(約15m)などの用意・設置(設置料一万円)
  • 雨天の場合はテント(2m半×2m半)用意(貸出料一万円)

奉仕料

  • 三万円…神主一人と巫女一人(都合により変更有り)計二人奉仕
  • 五万円…神主二人と巫女一人(都合により変更有り)計三人奉仕

のし袋は赤で表書きは「御礼」とお書きください

地鎮祭の儀を行う場合 施工業者の方とご相談ください

(かま)(くわ)(すき)・盛砂を準備し、神事にて草刈り染め・穿(うが)ち初めを執り行います

  • 祭具等貸出料 三千円

申し込み方法

地鎮祭はお祝いですので大安・友引・先勝の午前中に行うのが好ましいです。
地鎮祭を行う日時が決まりましたら電話または神社受付へご依頼ください 。
氏名・住所・連絡先・設計会社・施工会社をお知らせ願います。
施主様のご都合に合わせて行うことが可能です。

上棟祭(永代棟札を取りつけます)

棟上げ・たてまえともいわれます。新築される際、棟木を棟(家の最上部)に挙げるときに行われます。建物の神様に、上棟・むねあげまで建築が進んだ感謝と完成までのご加護を祈願する祭りです。永代棟札に施主・施工・年月を記入して棟木に取りつけ、永代家をお守いただきます。建築方法によって棟木のない家の場合は天井裏にまつります。

新築祭(竣工祭)

建物が完成すると家そのものに神が宿ります。家の神、火の神、水の神、土地の神等に対してご報告し感謝の気持ちを捧げ新しい部屋ごと祓い清め、建物の堅固安全、家族の健康、永遠の繁栄を祈る祭りです。
※この時に神棚を設けたら良いでしょう。
※又、永代棟札をとりつけてない方には名前を記入して差し上げます。
※神主が伺い祭典奉仕いたします。

建築、土木関係祭

完成に至っては竣工祭があります。
土木関係では橋梁の竣工式・渡初式・建碑除幕式・その他種々、建築関係では落成式・開店祭・開所式・火入式・初機械の清祓・増改築及び新築清祓等があります。
これらのお祭りは神恩に感謝し、完成を祝すとともに健全なる繁栄をお祈りする祭りであります。